塵も積もれば誇りとなる

塵のような考えを積もらせていく雑多なブログ。サウナ・ゲーム・本の感想が多いです

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レビュー17日 アイドルマスターシャイニーカラーズについて語る 1回目『朝倉透とP』前編

 

 noctchillイベントコミュ「天塵」はまだ未読・SSR朝倉透2種を持っていないためTRUEENDを見ていません。

今回書いた内容の答えが上記にある可能性もありますがご了承ください。

また、他コミュなどで答えが出ていることを疑問に思っていたりしたらコメントなどで指摘してくださると助かります。

W.I.N.Gメインストーリー①『前代未聞?のルール介入型アイドル』

アイドルマスターシャイニーカラーズというゲームは……

プロデューサーとアイドルが出会いW.I.N.G優勝を目指す。と、言うのが基本的なお話

ただ、今回の"朝倉透"は少し例外的なキャラクターだ。

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朝倉透プロデュース中、随所に挿入される過去と思わしき背景

プロデュース開始から謎の背景が挟まり、明らかにいつもと違う雰囲気で始まる出会いのコミュ。

乗ろうと思ったバスが行ってしまい、その場に立ち尽くすプロデューサー(以後P)

朝倉透「……歩いたほうが早いよ」

と、話しかけることから始まる。

そこからは P がいつも通り彼女をスカウトする。そこまでは本当にいつも通りだが…

ここで、再度回想のような画面が挟まる。朝倉透 の回想として。

その後はアイドルとしてスカウトして本格的なプロデュースが開始される。

何かを思い出したかのような朝倉透に気付かぬまま。

 

他のアイドルは、始まりがアイドルを探す(スカウト)P やオーディションなどから始まることが比較的多い。その中でここまで物語のプロローグとしてスタートした事に驚いた。

なにより、驚いたのが過去への介入だった。

アイドルマスターのプロデューサーはプレイヤーである。

最低限の設定は存在するが、プロデューサー = ゲームをプレイしているプレイヤー

なのだ。シャイニカラーズは他のアイマスシリーズに比べてプロデューサーがかなり強い存在感とシルエットなども具体的に存在しておりハイスペックなのは間違いない。

それでも、プレイヤー=プロデューサーのはずだが……

ついに、過去にアイドルと会っていた回想を入れてくるなんて。

このゲームが始まってしまえば、それはプレイヤーの物語でもある。

でも、過去の回想を入れてしまえばもうほぼ別のキャラクターと言っていいだろう。

これはずるいなー、と思ったと同時にルールが大きく変わったのを感じた。

シャニーカラーズはシナリオが良い(あまりにもこの意見が多いのであまり言いたくないが)ことを褒められているゲーム。

アイドルとP

アイドルとアイドル

アイドルとユニット

アイドルとファン

など様々な掘り下げや新たな一面をあの手この手で繰り出してくる。それが毎回非常にクオリティが高い事もあり読み応えがあるのは間違いないが、

どうしても深く掘り下げづらいものがある。それが、アイドルとPだ。

アイドルとPはいわばメインストーリー。けれど、書けることにプレイヤーから逸脱する行為を行えないという縛りがある。

それを新ユニット・新アイドル一人目でぶっ壊してきた。

過去に介入してきたのである。

これは、本当に驚いた。そして、これにより、物語性の高いストーリーをより書きやすくなったように思える。プロデューサーの掘り下げができるようになったからだ。

こうして物語が始まる。読み物のプロローグのように。

 

W.I.N.Gメインストーリー②『透の世界

ここからは、朝倉透はPのことを知っている(実際ここではまだ何となく知ってくれているような状態。完全に記憶と一致するのはもう少し後)=ノクチルのメンバーと同じように接しても大丈夫と言う風に意識しているかのような行動を繰り返します。

①"相手は何も言わなくても私のことをわかってくれる"

② "相手のことは何も言わなくてもわかる"

 

朝コミュ2より選択パーフェクトコミュニケーション

自分が見ているもの(それが何かわかっていない朝倉透)に対して答えを出すP

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朝コミュ1から見る②

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これに関しては、「あくびをやめてほしいとPが思っている」(言葉に出していない)と感じたから伝えたと考えています



 というのが朝倉透の基本的な考えであり、それが出来てしまっていた。

彼女の独特な雰囲気とカリスマ性はそこから生まれているわけです。

その姿はコミュ『人生』からも読み取れますね。

(声をかける前から芸能人に間違われるほどのカリスマ性の現れ)

 

以下後編に続く…

(コミュ全部見直していろいろ考えてたら普通に時間が足りませんでした)