【感想】BIOHAZARD RE:2(ネタバレなし) 【70日目】
【感想】BIOHAZARD RE:2 (ネタバレなし)
PS4夏のサマーセールで購入したBIOHAZARD RE:2 の感想です。
今回はネタバレはないと思います。
良かったところ
- ゲームとしての面白さ
- ホラーとしての面白さ
- 絶妙な難易度
ゲームとしての面白さ
今作はバイオハザード4から続くTPS視点(肩ごしの3人称視点)になっており公式から意図的に移動スピードを遅くなっており、ゾンビが2匹もいればピンチになる。
持ち物が持てる数も少なく弾に余裕がある時も少ない。あったとしてもボス戦の後にはスッカラカンになっている。
そんなピンチが常にこのゲームでは起こり続けおり気の休まる時のほうが少ないくらいだ。けれど、それが楽しさにも繋がってる。ゲームで生き残るために必死になる、そして必死になって生き残った結果ほっと一息つくと同時に喜びがあふれてくる。
けして簡単なゲームではないがその難易度が次のホラーとしての面白さにつながる
スタンダード難易度でも何度も死亡した。
ホラーとしての面白さ
このゲームは基本薄暗い。薄暗い空間の中でどこから聞こえる風の音、何かの軋む音、うめき声。そういう、ただ歩くだけで不安になる怖さがあふれている。
そして、この怖さを最も上げているのが上の難しさだ。
ゲームである以上、例えばだがどんなに恐ろしいモンスターであろうと主人公にダメージが無ければ怖くない。
大きな音で驚かすのは流石に驚くが、そういうのは継続的怖さではなく瞬間的にな怖さで個人的にも好きじゃない。
それをカプコンもわかっているのか今回は徹底している点が2点ある。
まず、このゲームに登場する敵に正真正銘のザコは存在しない。
ゾンビは常に強敵だ。死んだと思ったら足を捕まれるパターンもある。
今作のゾンビは、死んでいるか生きているか非常にわかりづらく少しだけ周りを探索してたら立ち上がっていて襲われることも多い。
今作のゾンビは過去作(4-6)と違い足を打ってスタイリッシュにキックを決めて倒すなんて不可能なのだ。うかつに近づけばこちらが餌食なるだけ……気づけば体力はデンジャーになっている。
特に、今作のハードモードにあたるハードコアは尋常じゃない難易度だ。
基本的に2回噛まれたら死亡。
リッカーとか強すぎて人間じゃ勝てないことを実感します
ゾンビはハンドガン10発ほど打っても倒せない。それなのにゾンビは増えていき、さらにこちらは弾も少なくセーブ回数も少なく回復も少ない。
(ハードコアモードにはオートセーブは存在せず自分でセーブしなければ全てがリセットされる。しかも、セーブ回数は限られており専用アイテムを見つけないとセーブできない。落ちているアイテムも減っている)
常にギリギリのサバイバルを味わえる……そして、それは生き残りたいという気持ちから生まれる敵への恐怖になっていくのだ。
絶妙な難易度
難しい。と、何度も書いたが決してクリアできない難易度ではないところがこの作品の良いところだと思う。
ダメだったらすぐにリトライできる。
今作は慣れてしまえばクリアに2時間かからないらしい。
私の初回クリアは6時間以上だった
だからこそ、死んでもすぐに元の場所に戻ることができる。死んだ原因を知っているプレイヤーは自分の手持ちと相談して再度その場所に挑む。そして、生き残る。
これは、デモンズソウル・ダークソウルなどのソウルシリーズと同じで負けてもやり直してプレイヤースキルで勝つと同じだが、それはこの作品も同じように楽しいからできる。
難しいと思っても「クリアできそう」と思える難易度であり、「次こそ」とリトライする気持ちが生まれる。
これが難しすぎると投げてしまったり、敵に何度も会いすぎて恐怖が薄れる。
けれど、そうならないようにかなり慎重な難易度調整をしたのがよくわかる。
非常に良い作品でした
今作は過去シリーズ(4-6)と違い純粋なホラーゲームとしての面白さを追求している。スタイリッシュなアクションが出来なくてもバイオハザードは面白い!それを再度教えてくれた傑作なのは間違いないだろう。
こんな色々書いたけど実はまだ全然クリアしていない。
クリアしたのはクレア編のみで、今作は同じようにレオン編
さらにクレア編2ndレオン編2ndとまだまだ楽しめる要素が満タンなので、全部クリアしたら再度書こうかな……。と、思う。夏ももう終わりかけですが、最後にゾンビと戯れるのも悪くないかもしれないです。
自分は絶対嫌ですけど。
70日目【感想】BIOHAZARD RE:2(ネタバレなし)おわり