ソシャゲがハマってしまった沼【149日目】
ソシャゲがハマってしまった沼
据え置きゲームの良い話題が増えている。最近だと『天穂のサクナヒメ』などのインディーズゲームも盛り上がり、SwitchやPS5の売り上げからもゲーム業界は久しぶりに波に乗っている状態だ。これは、個人的に嬉しい話題。
さて、それではソシャゲ(スマホなどでやるゲーム)はどうだろうか? 正直、厳しい冬の時代が来たように思えます。こういうニュースも流れており中々厳しい状態なのが目に浮かぶ。
これは別にこの会社だけの話ではなくて、自分のプレイしているソシャゲも売り上げ落ちているだろうな……と何となく感じている。グラブルとか。
私は有識者ではないので経済学的な話はできないが、最近のソーシャルゲームをプレイしていて思うことを少し書こうと思う。
◇やることが多い
やることが多いのである。例えばイベントが始まったらそれに張り付いて何回も同じようなクエストを繰り返さなければいけない。とか、ボリュームの多いシナリオをガッツリ読めば当然何時間か消えてしまう事もある。これは、けして悪い事じゃないが、元々スマートフォンで出来る『手軽なゲーム』であった時代は終わってしまった。
過去にソシャゲは拘束時間を長めにするように作られているというのを聞いたことがある。理由は簡単で、拘束時間を長める=他のゲームをやる時間を減らせるからだ。ソシャゲを掛け持ちしている人は多いと思うが、この拘束時間が長引けば長引くほど他のゲームに手を出させない。掛け持ちソシャゲの時間も奪える都合上拘束時間が長いのは作ってる側すれば良いこと尽くし……
だが、プレイヤーからするとキツイ部分もある。ソシャゲはソシャゲなのだ。据え置きゲームのように色々できるわけじゃなくやれることは少ない。特にサービス開始から5-6年生き延びた作品だとその機能の少なさはやはり弱いとしか言いようがない。
◇コロナ禍で時間が出来た人たち
コロナ禍により自宅で過ごす人が増えて、ソシャゲの時代がさらに来るかと思ったがその予想は真逆だった。家にいる時間が延びればその分ゆっくりゲームもできる。ソシャゲで周回するよりこっちの方が楽しいと思う人が増えてしまった気もする。これはここ数年のソシャゲブームからのソシャゲ疲れが起きてしまったのが原因だろう。
ソシャゲはシステム上毎日こなし強くなることが前提のゲームが多い。ログインボーナスやイベント、ガチャなどの強くなる方法は金or時間。またはどっちもだ。
けれど、据え置きゲーは違う一度買ったらEDまで向かう『終わりがある』ソシャゲに終わりはない。つまり永遠にゴールが来ないマラソンにプレイヤーがつかれ始めているのだろう。ついでに、言うと初心者はやることが多すぎて上級者はやることが無さ過ぎるパターンもある。この場合上級者は何をするかと言うと……次追加されるかもしれない物のために準備をする期間になる。終わりがないって無限に遊べるけど結構つらい。
それが良くも悪くも他の物(据え置きゲーあるいはキャンプなど何でもよい)に触れたことで思い出したのかもしれない。
◇金もかからない
ガチャは10回3000円が大体の相場。正直最初にこの価格を決めた馬鹿はさっさと地獄に落ちてほしいのだが、とりあえず金がかかる。無課金でも出来るが、金をかけたギャンブルは楽しいからみんな課金をする。しかし、据え置きゲーは買えばエンディングまで遊ぶことができる。追加DLCもあるが基本的にあくまでおまけ要素ゲームクリアに問題はない。
※物によってはDLCでEDが変わったり増えたりするものもあると思うが流石にクリアできないやつはないと信じたい。
ガチャ2回我慢すればほぼ全てのゲームが買えるのだ!しかも最近は昔に比べてクソゲーも減り楽しい!変なものにお金を使いたくないなら有名な名作ゲーをやればOKなのだからこんなにコスパがいいものもない。
◇まとめ
- 手軽なゲーム から めんどくさいゲーム変わってしまったソシャゲ
- 他の娯楽に気付く若者たち
- 分割商法は基本詐欺だからガチャ20連6000円より一括6000円で良いゲーム買った方が得で満足度が高い
時代は変わり昔のままじゃいけないのだ。ゲー無と言われたソシャゲから脱却してゲームを作らないとプレイヤーは喜ばない。約10年ほどのソシャゲバブルが一度弾け今後各メーカーがどんなゲームを出すのか……とりあえずプリコネのコピーみたいなゲーム増えすぎでしょ。と思いつつ全部が原神みたいになっても困るな……と思いつつも旨い感じのゲームが増えることを遠くから祈って古戦場やります。