【遊戯王】S-Force(セキュリティフォース)のストーリーを見る
【遊戯王】S-Force(セキュリティフォース)のストーリーを見る
前置き
遊戯王には他のカードにあるテキストフレーバーが非常に少ないです。
有名なカードゲームであり元祖TCGのMtG(マジックザギャザリング)やそれを元にしたデェエルマスターズ。最近悪い意味で有名なゲートルーラなどは必ず設定のわかるテキストが少し書かれています。
フレーバーがあるのは基本バニラカードと呼ばれる通常モンスターのみ。
有名な『青眼の白龍』などにはその設定などが書いてありますが
現代遊戯王は基本的に効果があるカードばかり。
そのため設定などをテキストから判断することはできません。
その代わりにシチュエーションなどをそのままカード化することが多くありそこから設定を読み取ることができます。
まぁ、具体的な設定は4年に1度くらいで出る本でしか判断できない部分も多いのは確かですけど。
今回はそんなカードの中から設定で少し面白そうなテーマ。『S-Force(セキュリティフォース』を見ていきます。
簡単な設定
BLAZING VORTEXでカテゴリ化された「S-Force」と名のついたカード群。
属するモンスターは闇属性・光属性で構成されており、カテゴリ全体の特徴として自身またはS-Forceモンスターの正面のモンスターに関連した効果を持つ。「正面」という言葉がテキストに登場するのはCYBERDARK IMPACT以来14年ぶりとなる。
エクストラモンスターゾーンが存在する縦列では、そのエクストラモンスターゾーンと後ろのメインモンスターゾーンのいずれもが「正面」に該当する。
モンスターの衣服には「S-Force」の「S」と「F」を模した物を組み合わせたマークが描かれている。
《PSYフレーム・ドライバー》のフレイバー・テキストより示唆されていた彼の敵対勢力だと思われる。
また、魔法・罠カードのイラストから、クロノダイバーや《I:Pマスカレーナ》とも因縁がある一方、《グラビティ・コントローラー》とは協力関係にあることが窺える。
「セキュリティ」の名前や、敵対勢力及び追跡の対象がそれぞれ襲撃を繰り返すアウトロー、時を駆ける怪盗団やあらゆるデータを盗み届ける『運び屋』ということから、一種の治安維持組織やヒーローチームの類と思われる。
メンバー構成を見る限り超能力者、忍者、魔術師、保安官、鎧武者、ロボット犬(又は機械生命体)という種族もモチーフもバラバラなチームのようである。
もっとも、マーベルコミックの「アベンジャーズ」やDCコミックの「タイタンズ」のように、様々な立場・職業・種族で構成されたヒーローチームというモチーフは多く見られる。
S-Force(セキュリティフォース)の設定を見る
上記で太字にした勢力。
PSYフレーム
クロノダイバー
《I:Pマスカレーナ》
ここには記載されておりませんが、最新弾『LIGHTNING OVERDRIVE(ライトニング・オーバードライブ )』にて登場した『ブービーゲーム』から『EViL★Twins』も同世界観などではないかとも思われています(詳細は下記)
EViL★Twins
S-Forceの設定は上記のPSYフレーム・ドライバーが登場するパック『ブースターSP-ウィング・レイダーズ-(2015年8月22日)から存在していたが、登場は『BLAZING VORTEX』(2020年10月31日発売)。この期間約5年。
存在はしていたが表舞台に現れなかった彼らがついに登場しました。
彼らはセキュリティと名の付く正義の集団。
彼は一切関係のない5Dsのヒロイン。いつかモチーフモンスター出そうだけど
当然彼らの敵は設定を匂わせていたPSYフレームと思いきや……。
まさかのクロノダイバーと敵対関係なことが判明。
クロノダイバーは時を駆ける怪盗。過去などに干渉している姿がクロノダイバー関連から読み取れるのでもしかしたらS-Forceはドラえもんで言う時空パトロールのような存在なのかもしれません。
そもそもリオンとオリフィスは効果的にもメタになっているので因縁はありそうですが……。
遊戯王こしょこしょ小話
遊戯王のこのようなシチュエーションを表しているカードはその元ネタのカード同士の設定を取り組んでいるものが非常に多いです。wikiを貼っておきますが、今回の場合は『ショウダウン』で特殊召喚されたオリフィスがリオンと対峙しているというシーンを表していますね。参考wiki
さらに設定どおりPSYフレームとの戦いも描かれています。
たぶん?Ωとプロフェッサー・Fの戦い
さらに。『S-forceチェイス』にて逃走するI:Pマスカレーナを追う姿が。
I:Pマスカレーナはあらゆるデータを盗み届ける『運び屋』
そのため
の二人に追いかけられているようです。I:Pマスカレーナは変装も得意なようなので匂いでわかる犬なのかもしれません。
またこのカードと前日譚として
ブービーゲームがあるのではないか?とも言われています。
Evil★Twinは今風のvtuverのように
Live☆TwinとEvil★Twin。バーチャルと現実2つの顔を持っています
カード名の「EvilTwins」とは、wi-fiなどの安全なアクセスポイントと見せかけ、接続したコンピュータの通信内容を盗む「中間者攻撃」と呼ばれるサイバー攻撃の手口の一つ。
イビルツインの2人も、バーチャルライバー「Live☆Twin」と怪盗「Evil★Twin」の2つの顔が存在する。
また、「キスキル・リィラ」は『ギルガメシュ叙事詩』に登場する、リリスと同一視される悪魔の名前である。
彼女たちは怪盗であり、今回盗もうとしたものが無かった一面を描いたのがこのカード。
このカードに映る
この顔文字。これがI:Pマスカレーナのマークなんじゃ?という感じです。
:Pを横にすると顔文字見える
I:Pマスカレーナに出し抜かれた瞬間がこのカード。
その後『S-forceチェイス』で逃げるI:Pマスカレーナと予想されています。
しかし、こうなってくると大変なのが『S-force』時間泥棒クロノダイバー軍団に100の顔を持つ運び屋。バーチャルユーチュバー怪盗にPSYフレームと現在判明しているだけでも4つの悪党が彼ら付近いる状態。
そんな彼らも一つのチームでありながら纏まりなく様々な世界のスペシャリストが集まったかのような雰囲気。
カウボーイに日本の鴉、機械の侍や犬とか何でもありな軍団。
もしかしたら各自がリダンとオリフィスのような因縁があるのかもしれませんが……
どちらにしても敵が敵だけに大変そうな正義の軍団です。
今後さらに世界観が広がる可能性があるS-Force。結構設定的に面白そうなので現在判明している情報を纏めてみました。
各自の動きを確認している姿。兎にも角にも忙しそうなメンバーである。
ちなみに、S-forceはそんなに高額カードもないので一応作りやすいテーマデッキになっていいます。
興味を持ったらデッキを作るのもありかもしれませんね。