メッサーに乗って楽しい4DX版「閃光のハサウェイ」を見ていた
ガンダム映画史上最大ヒットみたいな感じで絶賛カボチャ頭が興奮しながらダンスを踊っている
「閃光のハサウェイ」って確かにほとんど新キャラで構成されているのでガンダム知らなくても入りやすい作品かもしれないけど「本当にそうかな?」ってなる閃光のハサウェイを見ました。「これからが地獄だぞ!」いやいや、開幕から結構地獄な閃光のハサウェイですが、感想を書く前に先に4DXの感想を書きます。
4DX版は楽しい!
4DXガルパン劇場版を見たはずなのですが、驚くほど記憶になく体感初めて気分で参加しました。
まず映画本編前に「4DXはこんな感じだぜ!」みたいな体感ムービーを味わうのですがこれがものすげー動くので正直恐怖していました。この後ガンダムの戦闘だぜ……車でドライブとは格が違うぞ……。
と、結構ビビっていましたが本編始まると別の心配は湧いてきました。
「酔いそう」
4DXが律儀にも宇宙空間をさまようシャトルのふわふわ感を再現しているせいで常に微揺れしています。あかん、これダメかもしれない。
ただ、今話題のダンサー偽マフティーが登場してからはそこまで揺れを気にする必要もなく楽しく見れました。マフティーがコロした役員の血が(4DXは水も飛ぶ)眼鏡にかかって血を服でぬぐい取るという貴重な体験ができるのは閃光のハサウェイ!
そして、4DXが楽しくなるのはやはり戦闘シーン!メッサーVSペーネロペーの市街戦はもうすげー楽しいことになっています。メッサーが降下するシーンなんで最高です。
上下左右すげー動くので個人的オススメは左右のジュース置場に手を入れて疑似コックピット気分。うぉぉぉたのしーすげー楽しい!なんとでもなりそう!
当然この楽しさは本編後半のクスィーガンダムVSペーネロペーでも楽しーー!
結論を言うとすげー楽しいアトラクションである。
ただ、やはり揺れたり水出たり風吹いたりフラッシュしたりしょぼい煙出たりするので「ストーリーをガッツリ見たい!」なら素直に普通の映画を見たほうが良いかもしれない。個人的には4DXはありでした。
本編の感想
面白い! この面白さはハサウェイ=マフティーがいつバレるのか? という綱渡りな不安が起こしているような気がする。
ハサウェイの周りには察しが良すぎる美女ギギ・アンダルシアと声が良いケネス大佐おり、この二人はハサウェイを気に入っているので一人になってマフティーになりたいハサウェイからしたら邪魔!だけど邪推にするとマフティーってバレちゃうし。って感じで物語は進んでいきますが(まぁ実際はハサウェイくんに問題ありすぎ)
話題になった街中の戦闘も素晴らしいけど「死んだわこれ…」みたいな戦闘の中逃げるハサウェイとギギのシーンは完全にパニック映画。
見ながらハサウェイさっさとギギ捨てよう!と何度思ったか……。
まぁ、そういうのを見捨てられない優しいハサウェイとテロリストマフティーに揺れるのが彼の魅力でもありますが。
かっちょええ機体
このクスィーガンダムが出てくるシーンかっこよかった。
本当に満を持して登場するのでクスィーガンダムもプラモも売れるわけだ。
当然準主役機でもあるペーネロペーも最高。正直今までそこまで惹かれなかったけどかなりトリコになってしまった機体の一機でもある。
飛んでるだけでかっこいいというのは圧倒的アドですね……。
そして、本作で一番株が上がったと思われる。量産機メッサー。
発売当初は価格も高めなこともあって結構売れ残っていましたが、(転売屋もあって)店から一気に消えましたね……。ガウマンも人気だから仕方ない。
続編いつ…?
こんなに盛り上がっているけど(マフティー構文など別部門でも流行ってるけど)
続編まだまだかかりそうで、それが少し心配ですね。
バンダイもわかって戦力を投入しそうだけど、クオリティや作品の質はやはり時間や人数だけではないですからね。
でも、今回こんだけ良いもの作ってくれたので次回作も当然期待大!やってみせろよマフティー。