ウルトラマンZ 第5話『ファースト・ジャグリング』感想
第5話『ファースト・ジャグリング』
おまたせしました、闇の力お借りします。
★STORY
冷凍怪獣ぺギラが街を襲う!
ぺギラが吐き出すすさまじい冷気の前にはストレイジの対怪獣ロボットも歯が立たない。
この危機に、ウルトラマンゼットは新たな武器「ゼットランスアロー」を携え立ち向かう!そう、それは太古より蘇りし伝説のアイテム!
戦いの行方は果たして……!?
ご唱和ください、今週の怪獣名を! 冷凍怪獣ペギラ
それと---
ウルトラQで初登場した怪獣らしいです。こんな古い怪獣でも現役で活躍してるってウルトラ凄い話ですよね。
話の内容 通常文字
自分の感想 緑色
OP前
氷が割れ、冷凍怪獣ペギラが現れる。
ここのシーン映画の始まりのようでワクワクします。今回の話は全体的に今までよりお金がかかっている感じがして豪華でした。
アラスカから謎の古代石器が発掘されたニュースを見る ナツカワハルキと オオタユカ。そんな中寒がりながらやってくる ナカシマヨウコ。ヘビクラ隊長の寒いギャグからペギラが向かってきていることを伝えます。
そして、急に降り始める雪、その空からペギラ上陸。そしてOPへ……
この降りてくるシーンかっこいい。OPに入るタイミングが怪獣出現というのが物語の始まりらしくていいいですね。
そして毎度言っていますが今回は歴代最速の速さ(大体20秒)で怪獣も出現し、今回の敵の壮大さを知らせてきます。
前編
街を凍らせながら移動するペギラ。それを止めるためウインダムが起動する。
発進シークエンスが丁寧でかっこいい
空を飛び目的地に向かうウインダム!
その頃もペギラは街を襲い続けているのであった。
どうやらこの街を襲うペギラの演出は元祖のウルトラQの設定から来るものらしくそういうわかる人にはわかる細かい作りこみ凄いですねコレ。
「ペギラは-130℃の冷凍光線を吐き、その際、反重力現象が起こる」
— 仙台のケンドロス (@LEOL771974) July 18, 2020
「反重力?」
「一時的に重力が無くなり、物が紙のように舞い上がる!」
よくもまぁこのトンでも描写をやりやがった・・・#ウルトラマンZ pic.twitter.com/6WSRKqPKPV
ペギラと戦うウインダム。そんな中、ペギラの目的地はOP前で発見された古代石器であると判明。しかし、そこは現在避難地になっている。何としてもペギラをそこに向かわせるわけには行かないとウインダムは-30°となる寒いなかで戦う。
ウインダムはセブンガーより性能が高いという設定もあってか動きが機敏です。
危険な状態となるウインダムを見て、現場に向かうヘビクラ隊長。本来ならば脱出しなければいけない危険状態の中、「ここで引くわけにはいかない」と撤退を拒むヨウコ先輩。
この危機的状況、ウルトラマンZに変身するしかない。ゼットライザーを取り出し変身しようとするハルキ。
しかし「よぉ、元気?」と突然現れる謎のオレンジ色の怪人。彼はゼットライザーを盗み消えてしまうのだった。
変身することができず、当然ウインダムを助けることもできないため、機能停止に追い込まれるウインダム。何もできないと絶望するハルキ。しかし、通信機から聞こえるヨウコ先輩の声を聴きハルキは再度立ち上がる。
その中ゼットライザーを壊そうと…しているわけではなく、謎の力で赤いゼットライザーを作る謎の怪人。そこには、ゼットン・パンドン・マガオロチのメダルが……
なんか急に現れるジャグラー。本当に急に現れるためびっくりした。ウルトラマンオーブを知らないと本当に誰これ?状態ですが、危機的状況、ウインダムは機能停止、ゼットライザーは盗まれ。と、この辺の絶望感はウルトラやばいです。それなのにまだ本編半分!?と今回の話本当にぎっちりつまってますね。
新型のウインダムでも倒せなかった相手を旧式のセブンガーで倒せるわけがない!と、言われるも「やってみなきゃわからない!先輩の命がかかっている」とセブンガーで発進するハルキであった。
CM
中編
セブンガーでペギラに挑むハルキ
意気揚々と挑むセブンガーだが、新型のウインダムでも手も足も出なかったペギラ。当然セブンガーもすぐに壊されかけてしまう。
それでも、先輩を助けようとするハルキとオートでロケットパンチを放ちペギラから時間を稼ぐハルキ。
セブンガーかっこいい…ヘタレ目からやる気目に変わるのも良いですが、しっかりとオート機能でロケットパンチを決めてくれたりしっかりと活躍してるのも素晴らしいですね。SHまで待とうと思ってたがマジでソフビ買うか…
しかし、救出した隙を狙われ絶体絶命のハルキを謎の怪人が現れ助けてくれるであった。
「ゼットライザーを返すんだ」と言うと「ほら、返すぜ。ありがとよ」と普通に返してくれる謎の怪人。謎の怪人の正体を聞くも消えてしまう怪人。
しかし、今はそれどころではない。ペギラを倒すためゼットライザーを握るハルキはウルトラマンZと会話をし、変身するのであった。
ウルトラマンZはハルキの体内にいるわけではないので普段はほとんどコミュニケーションをとっていないようですね。ゼットライザーがないとコミュニケーションも取れないって結構致命的な気がしますが…ウルトラやばい闇の波動を感じても何もできないのはウルトラマン大丈夫なのか…と少し心配に。
ウルトラマンZに変身してペギラと戦うウルトラマンZ。空を飛ぶペドラと戦う為空中戦を行うも空中戦ではペギラに分があるようで地上に落とされてしまう。
ここの戦闘シーンすごいかっこいい。見て。
ウルトラマンZでもピンチの中、古代兵器が光だしウルトラマンZのもとへ、この武器からウルトラマンの力を感じるというZは、その力を開放しペギラを爆殺。
今回の怪獣を倒し今回の話も終わりか……と、思いきや。それを見ていた謎の怪人、否、ヘビクラ隊長は「久しぶりに血が騒ぐぜ」と言い赤のゼットライザーを手に持つ。
謎の空間でウルトラクセスカード?を差し込み
「ゼットンさん」「パンドンさん」「マガオロチ」とメダルを入れ
「お待たせしました、闇の力お借りします!」
そしてゼッパンドンに変身するのであった。
ファンサの暴力。ヘビクラ隊長ミスリード説もありましたが確定でした。
そして、「久しぶりに血が騒ぐぜ」からの変身シークエンス。怪獣のさんづけ(マガオロチは同期)オーブ特有のぴっちり黒スーツ
「闇の力、お借りします」と完全にウルトラマンオーブ(ってか、オーブのゼッパンドンの時と同じですね)。
中途半端じゃいけない。本気を見せると言わんばかりの変身でした。ウルトラやばいです。
突然の謎の怪獣の出現から動揺するウルトラマンZ。どうやら敵みたいなため戦うが、ウルトラマンZの攻撃は全て見切られてしまいカラータイマーもなり絶体絶命のピンチ。
倒れる時にチャリのベルが鳴るなど細かいところが良い
ハルキ「俺たちは怪獣退治の専門家だからだ!」
Z「そうとも、それがウルトラマンだ!」
その時、さらに輝きだす武器
Z「太古のウルトラマンからの贈り物だ」光りだす武器を手に取り
ここでOP流れる(最高ポイント)
ゼッパンドンに向かって弓を放つ。その矢はゼッパンドンに突き刺さり氷漬けにされたゼッパンドンは爆発するのだった。
救出されたヨウコ先輩の安否に安心するハルキ。そこにヘビクラ隊長から説教電話が。
場面は変わり倒れ笑い続けるヘビクラ隊長
「あー、おもしれぇ」
今回の話は本当に気合が入っていました。
強力な怪獣ペギラとの戦い。怪獣退治のプロ(ウルトラマン)としての心構え。ヘビクラ隊長の正体。すべてがハイクオリティな映像とともに送られるため劇場版のような満足感。
終わりの「あーおもしれぇ」の瞬間にBGMが止まるのもいいですね。ウルトラマンZは本当に演出的な意味で凄く見ていて楽しくワクワクします。
今回は氷山から現れるペギラ。空から落ちてくるペギラ。ウインダム・セブンガーの戦い。ゼッパンドンの変身。武器覚醒からのOPなど…
来週からジードも出演し始め、さらに加速しそうな本編。毎週楽しみでウルトラやばいです。
それでは、明日もよろしくお願いします。
33日目 ウルトラマンZ 第5話『ファースト・ジャグリング』感想 おわり